身近な病気「副鼻腔炎」の原因と予防

大人から子供まで、幅広い年代で発症する副鼻腔炎。

日本では昔に比べて患者数が減少しているともいわれていますが、
それでも毎年多くの人が発症しているのが現状です。

副鼻腔炎を発症する原因を知り、予防に努めましょう。

そもそも副鼻腔炎とは?

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人間の鼻のまわりには空洞になっている部分があり、
その空洞部分に炎症が起きると、
頭痛や咳、鼻のつまりなど
さまざまな症状があらわれます。

この空洞部分が「副鼻腔」と呼ばれているため、
副鼻腔に炎症が起きることを「副鼻腔炎」といいます。

副鼻腔炎は、細菌やウイルスの感染により
引き起こされる急性副鼻腔炎と、
3か月以上炎症を繰り返すことによる
慢性副鼻腔炎の2パターンがあり、
後者は「蓄膿症」とも呼ばれています。

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どうして副鼻腔炎になってしまうの?

副鼻腔炎は風邪による
ウイルス感染がきっかけで発症することがあり、
風邪をひいたあと、そのまま副鼻腔炎を
発症してしまう人が多いようです。

風邪がなかなか治らず、
鼻炎のような状態が続くという人は、
副鼻腔炎を疑ってみたほうがいいかもしれません。

そして意外なことに、虫歯が原因で
副鼻腔炎を発症することもあるのです。

「鼻と歯なら別に関係ないのでは?」
と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、
実はおおいに関係があります。

虫歯を放置したり、虫歯の治療が途中だったのに
歯医者に行くのをさぼってしまうと、
虫歯菌が歯の根からどんどん上にあがり、
副鼻腔に達してしまうことがあります。

その菌が原因で、副鼻腔炎になってしまうことがあるのです。

虫歯のほかに、ストレスやたばこも原因になり得ます。

人間は過度なストレスを感じると、
自律神経のバランスが乱れ、
内臓機能を活性化させる
副交感神経の働きが悪くなります。

その結果、食欲不振や血流の流れが悪くなり、
栄養バランスが崩れることで
免疫機能の維持に大切なリンパ球の働きをも悪くしてしまいます。

ストレスにより放出されるステロイドホルモンも
リンパ球に悪い影響を及ぼすといわれており、
リンパ球の不活性による免疫力の低下が、
副鼻腔炎につながるというわけです。

たばこは「百害あって一利なし」といわれていますが、
それは副鼻腔炎に対しても同じことがいえます。

たばこの煙を吸うことで、
それに含まれる有害物質が
鼻の粘膜を傷つけてしまうのです。

また、両親が副鼻腔炎を患っている場合、
子供も発症しやすいという研究結果があり、
副鼻腔炎は遺伝的要素を含む病気であるといえるでしょう。

副鼻腔炎によって起こる弊害は、
頭痛や鼻づまりだけではありません。

人間は、ふだんの生活で大量のカビを
鼻から吸い込んでいるといわれています。

それでも健康でいられるのは、
鼻の粘膜による保護のおかげなのです。
そのため、副鼻腔炎により鼻の粘膜が傷ついてしまうと
保護機能が弱まり、鼻の中にカビがとどまってしまう可能性があります。

この場合は、普通の副鼻腔炎と違って再発率が高く、
長期間にわたって症状に悩まされることになってしまいます。

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副鼻腔炎を予防するには?

副鼻腔炎を防ぐために大切なこととして、
ウイルスの感染から身を守ることが挙げられます。

帰宅したらまず手洗い、うがいを徹底し、
身体を清潔に保ちましょう。

また、先に述べたとおり、
副鼻腔炎は虫歯やストレス、
喫煙習慣が原因で起こる病気でもあります。

虫歯ができたら早めに歯医者で治療を受け、
ストレスをためないように心掛ける必要があります。

もし、鼻づまりが長引いたり、
副鼻腔炎を疑うような症状が出始めたら、
やさしく鼻をかみ、鼻づまりを解消できるように工夫しましょう。

寝るときに温かいタオルを鼻に当てたり、
入浴により身体を温めることで
簡単に鼻づまりを解消することが可能です。

副鼻腔炎は、悪化すると手術が必要になってしまう病気です。

ふだんから健康的な生活を送るよう心がけ、
予防に努めることが大切です。

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